恋飴
「なっ…何で……?」




意味がわからない。




いや、まずまず意味なんて無いんだろうけど…。





えーと…ただこの人もたまたま保健室に居ただけで…なーんとなく女子が居て…なーんとなく手袋があったから襲っちゃった?みたいな……。







「あっありえないーっ!!」





頭を抱えて叫んだ。





だって私を襲っても何の得もないし、手袋があったからなんて普通じゃない…。





恐る恐る神木黎斗を見る。







もしかしたら…





彼は……














「言っとくけど…変態じゃないから。」












でっ…ですよね〜。








私は肩を落とした。







そんな私に神木黎斗はため息をついて――。









「っ!!!!????」











私の頬に手を当てた。




< 7 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop