いつだって私たちは


それは
告白したのはあたしからで…きっと強引だっから



「なんですか?話って」


「あのね…あっじゃぁ例えばなしするね!!」


「あ、はい…」


「今あたしとあなたは観覧車にのっています!!」


「え…何がいいたいんですか?」


「黙って聞いてて!!」


「はい」


「地上から観覧車のてっぺんの長さをあたしの愛のバロメーターにするとてっぺんに近いけど」


「……」


「裕弥くんは多分まだ地上にいると思う。」


「そりゃぁ今初めて話したし」


「だから!!これから2人でてっぺん目指そ!!ねね」


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