超能力者の憂鬱~a wizard and a living legand~
Ⅳ
〜翼side〜
学校やらの入学手続きはしてあった。
あとは自分の名前さえ書けば…
というところで、人間2人にとめられて。
名前が獅雷から白井に
変えられていた事実を知り。
少し可哀想な目と笑いを耐えた顔でみられ、
「厨二病なんだろうね…」と
こそこそ話された。
意味はわからないがとりあえず
少しいらっときた。
まぁそういうこともあり
教室についてからは白井と名乗り
自己紹介をした。
俺は頭はいいほうだしな。
そして早々火ってつく人の隣で
ラッキーもう終わるかもとか思ったのに
この人のほかに後4、5人ぐらいいるらしく…
ちなみに隣にいるこの人、
『火之 美咲』
は、いたって普通の人間っぽいし
この人ではないだろうけど
しょうがないけど
一応見張っとくしかなさそうだよなー
放課後、俺は風に乗って
聞こえてくる学校全体の情報を
屋上で集めた。
ちなみに俺の力は
攻撃系のみの封じだったので
ほかの魔法は普通に操れる
探したい相手だけ聞こえるようにも出来るから
この能力は意外と気に入ってる
便利が1番
5人中2人は男だったから
残り3人…
ジッ…ジジッ
頭の中に回線がつながれた
いきなり繋いできたりするのは
学園長しかいないだろう
「おぉ繋がった…翼くん元気かー」
『別に』
「相変わらずだのぉ…ところで見つかったか?」
『まだ』
「翼くんにしては遅いじゃないかー」
『まだ1日もたってないんだけど
こことあっちじゃ進む時間が違うのも忘れたの
そろそろ年でしょ?
それにいい加減帰りたいんだけど』
「そうじゃったそうじゃった」
誰かこの学園長どうにかして…
「だが年ではないぞ!
わしは永遠の20代じゃ!」
『はいはい
で?それだけ?』
「あー忘れとった
人間界でいったら後5日で見つけないと
その学校その子に燃やされちゃうから
早めにのー」
『マジ…
…分かった
じゃーね』
「たっしゃでなー」
そういってプツンと切れた
『後5日…』