超能力者の憂鬱~a wizard and a living legand~
剣道部の子は本当に剣道の事
しか考えてなさそうで
そばで見ててもなかなか
俺には気付かなかった
途中ぶつぶつとなにかを言ってたけど。
何十分後
「…どちら様ですか?」
やっと気付いた
『転校生』
「あ…最近来た方ですか…」
なんか性格が思ってたより違う
なんか凄くあいつに顔が似てると
思ったんだけど…
やっぱり別人だった。
「いつからそこに…?」
『30分前ぐらい』
「そうですか…ってアハハハハハ」
女子がいきなり笑い出す。
「ちょっうける!なにそれ翼くーん
マジで気付いてないのー
同じクラスだったのに気付かないわけー!?」
『やっぱり…』
たまらず俺はため息をついた