超能力者の憂鬱~a wizard and a living legand~


中庭に着くと


佐山先輩があたしの名前を


大きな声で呼んでいた


「美咲っち―――どこー??」


先輩は嫌でも目に付く


外見をしているのに


あんな大きな声で叫んでいたら


気付かない振りもできない…


『せっ先輩何であたしの名前

 叫んでるんですか!』


「美咲っち!!いたー」


先輩はあたしの顔を見た瞬間


パァッと目を輝かせた



< 27 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop