超能力者の憂鬱~a wizard and a living legand~
火之 美咲に付かせたはずの
刃裂が少しムスッとした顔で
俺の方へやってきて、
「ねぇー翼くん♪
僕が頑張ってるのに何してるのかな?」
と言い
一本の剣をだした…
『刃裂ここ人間世界では捕まるから
やめといた方が良いんじゃない?』
「そんなこと知ってるし~!
だから、人間には見えない剣
最近作ったのー良いでしょー」
『ふーん』
「え、だからきっちゃうよ!」
『斬ってみれば?』
「ムムッ…やっぱ気付いちゃったー!?」
『どう考えてもおもちゃにしかみえない』
「だよねー僕も剣にみえないとは
作ってるとき何度も思ったけど
暇だったからねっ☆」