超能力者の憂鬱~a wizard and a living legand~




~翼side~



手紙と一緒に入っていたのは


制服だった…


は?とか思ったけど手紙では


《白い炎を出す少女がこの学校にいる

 覚醒される前にただちに連れて来い》





《連れてくるまで魔法ゲートは開けないよ~》って…


学園長の呑気な声で魔法の手紙は喋った。


「ハァー…」


大きなため息が出ずには


いられない内容だった


学園長の命令は逆らえない


まず強くて勝てねぇし。


それだけで面倒なのに魔法ゲートを


開けてくれないと言ったらなおさらだった。


魔法ゲートとは魔法界と


人間界をつなぐ門みたいなもの


いくらすごい魔術師でも


こればかりは開けられない


魔法世界でも開けられる人たちは


片手の指で数えられるくらいしかおらず、


その中には学園長と昔の師、竜輝もいる


あとの人ははわからないが


竜輝のことだけはわかる。







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