ラプソディ・イン・×××
内緒話でもするように、
ミケはコソコソと
オレの耳元で囁いた。
「新しいカノジョさん
できたんですって?!
しかも、年上!!
しかも禁断!!
きゃ〜♪」
小さな声ではしゃぐミケと
対照的に、
こっちは心臓が
止まりそうだった。
何でコイツがそんなこと…。
「…−それ、誰から聞いた?」
努めて落ちついて尋ねる。
ミケは何の躊躇もなく、
心底明るい声で答えた。
「フリア先輩から!」
このくそ暑い屋外で、
凍りつきそうだった。
「…いつ?」
「いつだったっけなぁ〜。
忘れちゃった。
でもちょっと前。
でも、あたし、
ウォッカ先輩とフリア先輩が
お似合いだと
思ってたんだけどなぁ〜。
美男美女で。
でも、
おめでとうございます!!」
頭の中が、
グラグラしている。
オレの心中も知らず、
ミケはウキウキした様子だ。
ミケはコソコソと
オレの耳元で囁いた。
「新しいカノジョさん
できたんですって?!
しかも、年上!!
しかも禁断!!
きゃ〜♪」
小さな声ではしゃぐミケと
対照的に、
こっちは心臓が
止まりそうだった。
何でコイツがそんなこと…。
「…−それ、誰から聞いた?」
努めて落ちついて尋ねる。
ミケは何の躊躇もなく、
心底明るい声で答えた。
「フリア先輩から!」
このくそ暑い屋外で、
凍りつきそうだった。
「…いつ?」
「いつだったっけなぁ〜。
忘れちゃった。
でもちょっと前。
でも、あたし、
ウォッカ先輩とフリア先輩が
お似合いだと
思ってたんだけどなぁ〜。
美男美女で。
でも、
おめでとうございます!!」
頭の中が、
グラグラしている。
オレの心中も知らず、
ミケはウキウキした様子だ。