ラプソディ・イン・×××
それからミケは、
体育館に戻りだす
ダンス部の連中に目をやり、
「あ、練習戻んなきゃ。
なれ初めとか、
また話聞かせてくださいよね!
もちろん、秘密にしますから!
じゃ!」
ミケは、
こそっとウインクをして
体育館に向かって走り出した。
走りながらミケは振り返った。
「あ、そだ。
今日はフリア先輩も
練習に顔出してましたよ!
さっき
どっか行っちゃいましたけど!」
「ウォッカ!」
図書館の入口の自動ドアが
反応するところに
足をかけようとしたとこで、
後ろから声をかけられた。
振り返ったら、
ジャージ姿のフリアが
手を振ってきた。
「図書室でお勉強?
珍しいじゃん」
華やかな笑顔だ。
髪を高い位置で
おだんごにしてて、
おくれ髪が首に
はりついている。
ラフなスタイルでも
キレイだから、
こんなとこにいるのは
勿体ないと思うくらいだ。
「いや、勉強ってわけじゃ…。
フリアこそ」
体育館に戻りだす
ダンス部の連中に目をやり、
「あ、練習戻んなきゃ。
なれ初めとか、
また話聞かせてくださいよね!
もちろん、秘密にしますから!
じゃ!」
ミケは、
こそっとウインクをして
体育館に向かって走り出した。
走りながらミケは振り返った。
「あ、そだ。
今日はフリア先輩も
練習に顔出してましたよ!
さっき
どっか行っちゃいましたけど!」
「ウォッカ!」
図書館の入口の自動ドアが
反応するところに
足をかけようとしたとこで、
後ろから声をかけられた。
振り返ったら、
ジャージ姿のフリアが
手を振ってきた。
「図書室でお勉強?
珍しいじゃん」
華やかな笑顔だ。
髪を高い位置で
おだんごにしてて、
おくれ髪が首に
はりついている。
ラフなスタイルでも
キレイだから、
こんなとこにいるのは
勿体ないと思うくらいだ。
「いや、勉強ってわけじゃ…。
フリアこそ」