ラプソディ・イン・×××
するとスミレは、
清々しい笑顔をして言った。
「ううん。違う。
そのことは全く関係ない。
ずっと考えてたんだ。
言わなかったけど、
ずっと考えてたこと」
やっと、決心がついた。
とスミレは少し真顔になって
持ってた缶コーヒーのフタを
空けた。
「Jewel House(ジュエル ハウス)
ってバンド知ってる?」
「ああ、もちろん」
既に何作かCDを出し、
テレビでも活躍中の
女性のみのビッグバンドだ。
現在全国ツアー中。
オレも観に行く予定になってる。
「そこにね、
加入することになった」
「マジ?!」
「ツアー後に、
テナーサックスが
脱退するんだって。
それで、
あたしに加入の話がきたんだ。
メンバーの一人が知り合いで、
その縁で」
半年くらい前から
加入の打診はあったんだけど、
ただ仕事を辞めて音楽にかける
決心がつかなかった。
最近までずっと悩み続けて、
ようやく決心がついた。
と、スミレは説明してくれた。
清々しい笑顔をして言った。
「ううん。違う。
そのことは全く関係ない。
ずっと考えてたんだ。
言わなかったけど、
ずっと考えてたこと」
やっと、決心がついた。
とスミレは少し真顔になって
持ってた缶コーヒーのフタを
空けた。
「Jewel House(ジュエル ハウス)
ってバンド知ってる?」
「ああ、もちろん」
既に何作かCDを出し、
テレビでも活躍中の
女性のみのビッグバンドだ。
現在全国ツアー中。
オレも観に行く予定になってる。
「そこにね、
加入することになった」
「マジ?!」
「ツアー後に、
テナーサックスが
脱退するんだって。
それで、
あたしに加入の話がきたんだ。
メンバーの一人が知り合いで、
その縁で」
半年くらい前から
加入の打診はあったんだけど、
ただ仕事を辞めて音楽にかける
決心がつかなかった。
最近までずっと悩み続けて、
ようやく決心がついた。
と、スミレは説明してくれた。