ラプソディ・イン・×××
「ブルームーン今んとこ元気だよ。
ばあちゃんに刈り上げられて
みすぼらしいけど」
まず、
裏庭からオレん家に
引き取ってやった
バラの報告をした。
「そっか。よかった。
ありがとう」
日岡は、うれしそうに笑った。
佐野椎南とどうなってんの?
って聞きたかったけど、
やめておいた。
宿題は
まだまだ終わっちゃいないけど、
夕方近くなってきたから、
今日はこれで終わりにする
ことにした。
「頭いてぇー」
一日中勉強するなんて、
ありえねぇことだ。
気晴らしに
ジンにカクテル入れてもらおう…。
まっすぐ
校門出ようかと思ったけど、
何となく足が向いて、
体育館の前に来てしまった。
ちらっと
ダンス部の練習をのぞく。
フリアはいなかった。
代わりに、
部の中心にいるミケが目に入った。
フリアの後釜は、やっぱミケか。
「張り切ってんな、ミケの奴」
ほほえましい気分だ。
ばあちゃんに刈り上げられて
みすぼらしいけど」
まず、
裏庭からオレん家に
引き取ってやった
バラの報告をした。
「そっか。よかった。
ありがとう」
日岡は、うれしそうに笑った。
佐野椎南とどうなってんの?
って聞きたかったけど、
やめておいた。
宿題は
まだまだ終わっちゃいないけど、
夕方近くなってきたから、
今日はこれで終わりにする
ことにした。
「頭いてぇー」
一日中勉強するなんて、
ありえねぇことだ。
気晴らしに
ジンにカクテル入れてもらおう…。
まっすぐ
校門出ようかと思ったけど、
何となく足が向いて、
体育館の前に来てしまった。
ちらっと
ダンス部の練習をのぞく。
フリアはいなかった。
代わりに、
部の中心にいるミケが目に入った。
フリアの後釜は、やっぱミケか。
「張り切ってんな、ミケの奴」
ほほえましい気分だ。