ラプソディ・イン・×××
「…ほんとに
大丈夫だったんだな?」
『うん』
「ならいいけど。
気をつけろよ、マジで」
『…ウォッカには
関係ないじゃん』
「…関係あるよ、
ダチなんだろオレら」
フリアは顔をしかめた。
怒ってるんじゃなくて
泣きそうなのをこらえてるような
顔だった。
眉間にシワを寄せたまま、
『ていうか、何の用?
補導されたアタシを
面白がって見に来たの?』
声は変わらず弱々しい。
「そんなんじゃねーよ」
『じゃあ、何よ。
よけいな告げ口なんかした
アタシをまた責めに来たの?』
「違う。その逆。謝りにきた」
オレはフリアを見つめた。
フリアの動きが止まった。
眉間にシワを寄せたまま、
不思議そうな顔して。
2階の窓と、塀に阻まれたまま、
しばらく見つめ合った。
スミレが言った。
フリアを責めないであげて
欲しいって。
その話を聞いて、
オレはフリアに謝りたかった。
キツく言い過ぎたって。
「フリア、お前の話、
ちゃんと聞いてやればよかったって。
後悔したから、ここに来た」
フリアは
驚いたように目を見開いた。
大丈夫だったんだな?」
『うん』
「ならいいけど。
気をつけろよ、マジで」
『…ウォッカには
関係ないじゃん』
「…関係あるよ、
ダチなんだろオレら」
フリアは顔をしかめた。
怒ってるんじゃなくて
泣きそうなのをこらえてるような
顔だった。
眉間にシワを寄せたまま、
『ていうか、何の用?
補導されたアタシを
面白がって見に来たの?』
声は変わらず弱々しい。
「そんなんじゃねーよ」
『じゃあ、何よ。
よけいな告げ口なんかした
アタシをまた責めに来たの?』
「違う。その逆。謝りにきた」
オレはフリアを見つめた。
フリアの動きが止まった。
眉間にシワを寄せたまま、
不思議そうな顔して。
2階の窓と、塀に阻まれたまま、
しばらく見つめ合った。
スミレが言った。
フリアを責めないであげて
欲しいって。
その話を聞いて、
オレはフリアに謝りたかった。
キツく言い過ぎたって。
「フリア、お前の話、
ちゃんと聞いてやればよかったって。
後悔したから、ここに来た」
フリアは
驚いたように目を見開いた。