ラプソディ・イン・×××
クラスも同じだし、
気まずいのもゴメンだから、
ありがたい。
「あーーぁ、まぁた、
サノ シイナに負けたぁー」
叫びながらフリアは、
あからさまに肩を落とした。
掲示板に張り出されているのは、
中間試験の結果だ。
試験のたびに、
上位30名の名前が
張り出されている。
オレには全く縁のない発表だ。
フリアの名前は4位に書かれていた。
ダンス部の部長やってるくらい
運動神経も良けりゃ、頭まで良い。
ついでに美人。
鼻が高いのはオレのセリフかもな。
「やるじゃん、4位だろ。
前より上がってんじゃん」
「違ーう。4位なのは良しとして、
またサノ シイナに負けたのが
悔しいの!!」
悔しそうに唇をとがらせて、
フリアが指差した。
3位 佐野 椎南
オレはその名前をじっと見つめた。
気まずいのもゴメンだから、
ありがたい。
「あーーぁ、まぁた、
サノ シイナに負けたぁー」
叫びながらフリアは、
あからさまに肩を落とした。
掲示板に張り出されているのは、
中間試験の結果だ。
試験のたびに、
上位30名の名前が
張り出されている。
オレには全く縁のない発表だ。
フリアの名前は4位に書かれていた。
ダンス部の部長やってるくらい
運動神経も良けりゃ、頭まで良い。
ついでに美人。
鼻が高いのはオレのセリフかもな。
「やるじゃん、4位だろ。
前より上がってんじゃん」
「違ーう。4位なのは良しとして、
またサノ シイナに負けたのが
悔しいの!!」
悔しそうに唇をとがらせて、
フリアが指差した。
3位 佐野 椎南
オレはその名前をじっと見つめた。