ラプソディ・イン・×××
「…ほんまやな。
言われてみればそうや」
「この周期、例外はあるけど
3年あるいは5年に1度は
起こるらしいぜ。
その月1回目の満月を
“ファーストムーン”、
2回目の満月を
“ブルームーン”って
呼ぶ場合もあるんだってさ。
それに、ブルームーンを見ると
幸せになれるという
言い伝えがあるらしい」
オレの説明を聞きながら、
ジンはグラスを磨いている。
グラスに曇りがないか、
ジンは目をこらしながら
つぶやいた。
「ふーん。
でもブルームーンっていえば、
オレ的には、
カクテルがすぐ頭に浮かぶけどな」
「カクテル?」
「ブルームーンて名前の
カクテルがあるねん」
「へ〜、どんな?」
ジンはグラスを置いて、
カクテルのレシピ本を取り出して
ページをめくり、
オレの前に置いた。
言われてみればそうや」
「この周期、例外はあるけど
3年あるいは5年に1度は
起こるらしいぜ。
その月1回目の満月を
“ファーストムーン”、
2回目の満月を
“ブルームーン”って
呼ぶ場合もあるんだってさ。
それに、ブルームーンを見ると
幸せになれるという
言い伝えがあるらしい」
オレの説明を聞きながら、
ジンはグラスを磨いている。
グラスに曇りがないか、
ジンは目をこらしながら
つぶやいた。
「ふーん。
でもブルームーンっていえば、
オレ的には、
カクテルがすぐ頭に浮かぶけどな」
「カクテル?」
「ブルームーンて名前の
カクテルがあるねん」
「へ〜、どんな?」
ジンはグラスを置いて、
カクテルのレシピ本を取り出して
ページをめくり、
オレの前に置いた。