ラプソディ・イン・×××
「オレも。
カッコイイからアルトやってる。
でもそれだけじゃ
理由になんないみたい。
こないだ取材でさ、
カッコイイ以外は?他には?って。
何がよくてアルト選んだかって
質問が苦手。
上手く言葉で表現しがたいから。
オレ口下手なのかもな。
またはボキャブラリーが
少ないのかも…」
語りながら、
ちょっと考え込んだ。
何がいい?
どこが、どういうところが
好きになったの?
そんなこと聞かれたって…
「好きになる、理由なんて
しょせん後づけでしょ」
スミレは、サラッと言い切った。
そして続ける。
「恋愛と同じ。
いくら考えたって無駄よ。
どういうところが好きかなんて。
どういうものに
興味を持つかなんて
DNAレベルで組み込まれた
本能みたいなもん。
いちいち頭の中で解説しながら
恋に落ちる人なんていないわ。
そうでしょ?」
カッコイイからアルトやってる。
でもそれだけじゃ
理由になんないみたい。
こないだ取材でさ、
カッコイイ以外は?他には?って。
何がよくてアルト選んだかって
質問が苦手。
上手く言葉で表現しがたいから。
オレ口下手なのかもな。
またはボキャブラリーが
少ないのかも…」
語りながら、
ちょっと考え込んだ。
何がいい?
どこが、どういうところが
好きになったの?
そんなこと聞かれたって…
「好きになる、理由なんて
しょせん後づけでしょ」
スミレは、サラッと言い切った。
そして続ける。
「恋愛と同じ。
いくら考えたって無駄よ。
どういうところが好きかなんて。
どういうものに
興味を持つかなんて
DNAレベルで組み込まれた
本能みたいなもん。
いちいち頭の中で解説しながら
恋に落ちる人なんていないわ。
そうでしょ?」