幼なじみは、俺様KING!?【完】
フッと綺麗に……そして、ものすごく柔らかく笑った。


「なんで?
なんで?
王河……。
なんで笑うの?」


あたしが何度も何度も聞いてるのに、王河は、ただ頬を緩ませるだけで、何も言おうとしない。


だから、あたしは、どんどんどんどん悲しくなって……。


王河の胸をドンドン叩いた。


「王河のばかぁ。
じゃあ、これから……。
どんなにあたしががんばっても、王河の彼女には、なれないの?」

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