幼なじみは、俺様KING!?【完】
「乃愛、テンパリすぎ。
伊豆行っても、しょうがねぇし。
つーか、飛行機乗り遅れてねぇし。
その前に、乃愛のせいじゃねぇよ」


「……え?」


「むしろ、つーか、積極的に俺のせい」


「……え?」


「だって……」


そう言いながら王河は、あたしのウエストに手をかけ、あたしを立たせた。



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