幼なじみは、俺様KING!?【完】
「……ったく、この男は。
油断もスキも、あったもんじゃねぇ」


そう言って、ツカツカ応接室に入り……。


「つか、おまえも。
俺以外の男としゃべるなっつっただろ!!」


王河は、あたしの頭の上にゲンコツを落とした。


「痛っ!!」


「海翔なんかに、ノコノコついてきやがって。
危ないと思わなかったのか!?
んあぁ!?」


シャーっと、火を噴きそうな勢いで怒る王河。


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