幼なじみは、俺様KING!?【完】
そんな言葉を口にしたら……。


「バカ、乃愛。
気ィ抜けるだろ」


そう言って王河は、白藤さんの胸ぐらを離し、あたしの隣にドカッと座った。


「天然バカ」


呆れたように、横目であたしを見る王河。


「……天然バカッてなによぉ」


ぷぅぅぅっとふくれ、目を細くして、王河を睨む。


だけど……。
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