幼なじみは、俺様KING!?【完】
王河の腕をパシパシッと軽く叩き……。


「でも、あれ……。
いったい、なんの契約書だったんだろう?」


ふにゃっと首を横に傾げる。


「あたし、そんなにお金持ってるように見えたかなぁ?」


うーんとうなり声をあげると……。


「あー、あれか。
あれは、事務所の契約書」


王河は、ふーっとため息をつきながら、あたしを横目で見下ろした。


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