幼なじみは、俺様KING!?【完】
「ん……。
王河……。
もしかして……。
あたしのこと……。
いっぱい、いっぱい、好きでいてくれる?」


そんなあたしの問いかけに、フッと甘い笑みを漏らす王河。


「もしかしなくても、だけどな」


そんな言葉を口にして、あたしの左手をとり、くすり指にちゅっとキスをする。


「この前の……乃愛の16才の誕生日。
おまえの初めて、全部俺がもらうって言ったの、あれ……。
プロポーズだから。
覚えとけよ」

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