幼なじみは、俺様KING!?【完】
あたしは絨毯の上に、へたへたっと座り込んだ。


「王河……。
どうするの?
モデル……できなくなっちゃうかも。
だって……。
熱愛報道とか……。
一番困るでしょ?
ファンの人とか……。
悲しむでしょ?」


力なく、王河の背中に声をかけると……。


「バーカ。
おまえが、気にすんな」


そう言いながら、あたしを立たせたあと、王河はゆっくり微笑んだ。
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