幼なじみは、俺様KING!?【完】
「乃愛。
これからも、ずっと……。
俺に愛され続ける覚悟しろ」


王河は、あたしのこめかみに、ピストルの形にした指をつきつけた。


「俺自身を、おまえにくれてやる。
だから……」


そう言って王河はあたしの肩を抱き……。


あたしの首筋に、顔を埋めた。


「このキスマークを見るたびに、俺との約束を思い出せ。
おまえは全部、俺のものだ」

< 256 / 257 >

この作品をシェア

pagetop