幼なじみは、俺様KING!?【完】
あたしの話をするんじゃなくて、王河の話を聞けばいいんだ――っ!!


そう思い出し、


「あの……。
……ごめ……。
……っていうか、王河……。
どした?」


恐る恐るそう聞いたら……。


「別に」


吐き捨てるように短い言葉の後、王河はあたしにこう言った。


「乃愛。
おまえ、これから、俺以外の男としゃべるの禁止な」


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