幼なじみは、俺様KING!?【完】
それを、そんな言い方で断るのは……。


「絶対ダメ!!」


あたしを引きずるようにして廊下を歩く王河の腕を片手でギュッと掴んだら……。


「乃愛。
おまえの好きなのは、俺のハズだろ?」


そんな王河の言葉が、降ってきた。


「な……な……な……」


なんてことを!!


そうだけど……。


そうだけど!!
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