幼なじみは、俺様KING!?【完】
でも……。


「そう、キス。
して欲しい?」


そんな王河の声は、あたしのほんとにすぐ近くで聞こえた。


それもそのハズ。


顔を斜めに傾けた王河の顔は、あたしからほんの2~3センチのところで止まってて。


王河の長いまつげが、よく見える。


その近さにドキドキして……。


「……っ」
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