幼なじみは、俺様KING!?【完】
今は……。


王河が支えてくれないと、崩れ落ちそう。


だから……。


さっきまで自分の制服の胸のあたりを掴んでいた手を離して、そっと王河のシャツを掴んだ。


その瞬間……。


王河は、あたしの頬にあてていた片手を、するりとあたしの後頭部にまわした。


そして、ギュッと力を込めてあたしを支え……。


深く甘いキスをした。
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