この恋を君ともう一度。
紗羅??????!!!!
「それでは、クラス委員は水口君と朝倉さんです。みんな拍手~!!」
「いや~どーもどーも~みなさん俺についてこい!!(笑)」
「わははははははは」
クラスは笑いの嵐。
「ちょっと紗羅!!あんたなんでクラス委員なんか・・・」
私は前の席の紗羅に問いかけた。
「だって~隼人とお近づきになれるじゃん!!」
「・・・あ・・・そお・・・」
もうすでにお近づきになってるような・・・。
「・・・ね・・・紗羅・・・。」
「ん?」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・・」
「いーよいーよなんでも聞きなされ(笑)」
「あのね・・・裕也の事なんだけど・・・・。」
どうしても紗羅には聞いてほしい。
「裕也??!!麻那、知り合って間もないのにもうそんなに仲良くなったの?!!」
「し~っ!!紗羅、声大きい!!でね・・・今日紗羅より前に桜の木の下で会ったの。
高校でできた1番の友達って言われた。なんか裕也に話しかけられるとドキドキして・・・。」
自分でも顔が赤くなるのがわかる。
なんか恥ずかしい・・・。
いっつも紗羅の話聞いてばっかで自分の話あんまりしたことないし・・・。