蒼い海





(えっ!?何コレ…)



いつもは五月蝿い位に賑やかな倉庫内。




さっきまでの皆の様子を思い出し、




(…さっきまでは普通…だったよな?)




目だけで辺りを見回す。





(ん、そういや南中のヤツらまだ来てねぇな…)




雅志達がいつもいる場所に、その姿がない事に気付く。




(まさか、南のヤツらに何かあったのか!?)




と考えて、




(いや、でもそれだったらハルは言う筈だし…)







頭の中で色々と考えてた俺は、気付くのが遅れていた。





< 125 / 132 >

この作品をシェア

pagetop