蒼い海





「〜〜〜〜〜〜〜」




聞こえたのは話し声と足音。





(っ!!)



咄嗟に其方に視線を向ければ、









「―――あれ、何か静かじゃねぇ?」



耳に入ったのは雅志の声で、その後に



「まだ、誰も来てないのかな?」



友佳や南のヤツらの声も続いて聞こえた。




(あれ?南のヤツら…だよな?)



外から聞こえた声にハルに視線を向ければ、



顔は真っ直ぐ此方を見ているものの、意識は完全に外に向けていて…




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