蒼い海





青いリボンをした南中の制服の少女。





しかし、倉庫内の視線を集めた理由はそれだけじゃない。







冷たさすら感じさせる程、整った顔。




特に印象的なのが大きな瞳で、見る者を惹き付ける。




此処にいるヤツらも俺も、
―――ハルも。








そんな中、口を開いたのは雅志。



「あー、気持ちは分かるけど…とりあえず座っていいか?」




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