蒼い海





男子生徒がドアを開けた瞬間に体育館には静寂が広がった。




体育館にいる全員の視線を受けながらも、全く気にする様子がないまま長い足でゆったりと歩く。




そして二年の列の一番後ろに並んだ。



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