蒼い海






最初の新入生が門を潜ってから三十分。




段々と新入生の数も増えてきていた。





様子を遠巻きに眺めている新入生と、





変に緊張して疲れ始めた俺達。





ケータイで時間を確認してポケットに戻そうとした瞬間、



坂の下にいる人物が視界に入った。




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