蒼い海





先輩達の後ろ姿を見送る俺の隣で





「…ふぅ」





愛海が大きく息を吐いた。





そんな愛海をちらりと見れば、視線に気付いた愛海と目が合う。




俺は少し苦笑うと、





『俺達も行くか…』





門を潜り、自分達のクラスを確かめて昇降口へと向かった。




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