蒼い海





靴を履き替えて先輩達が待つ校門前へと急ぐ。






「おー、来た来た!」




俺達に気付いた雅志先輩が手を振りながら笑う。





『お待たせして、すいません』



軽く頭を下げて謝る俺に



「気にすんな」と笑ってくれる。





「ココで話すんのもナンだし、昼飯食いに行こうぜ」



という雅志先輩の言葉で皆で“溜り場”に向かう事になった。



< 90 / 132 >

この作品をシェア

pagetop