彼氏は、お医者様!?


「……蓮…こっち。」


階段をあがって部屋の前まで来た。


あっ…

あたしの部屋今綺麗だっけ?


「小春?あけないの?」


誰がみてもあたしの部屋と分かるように…

扉には、

『KOHARU』

とかかれている。


「蓮。ちょっとだけ…ここで待ってて。」


あたしは、蓮を廊下に残し、

部屋に入って鍵をしめた。


ベッドの上には、あたしの私服が散らばっていて…机の上は、勉強道具が散らばっている。

急いで片づける。


終わって扉へ向かおうとしたとき、


ガンッ


「いっ…」

クローゼットで壁が出っ張ってるところで小指をぶつけた。


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