彼氏は、お医者様!?
痛い…。
でも…このくらい我慢。
蓮を通すため鍵をあけて扉をあけた。
「小春。…正直に…どっかぶつけた?」
ぶつけた音廊下まで聞こえたのかな?
「うん。でも大丈夫平気だよ?」
「どこ?見せて。」
「大丈夫だってば…」
チラっと足の小指をみる。
「…足?」
蓮…気づいちゃった?
「…小春」
蓮は、あたしの手をつかみ、ベッドに座らせた。
蓮は、ベッドの下で方膝ついてあたしのぶつけた左足を持ち上げる。
「…ちょっとさわるよ?」
「いっ…」
「え?…小春…ぶつけたの…っ…小春…この痣何?」
蓮が指指したのは、左足にできた無数の痣。
これは、サーブを打った後ラケットを自分の足に当ててしまいできたもの。