彼が奏でる甘い声



「帰って来るの?」

彼の甘い声に負けないくらい甘えて聞いた私

だって、明日は私たちのーーー


「そりゃ、大好きな奴が家に居るなら帰るだろ」

さっきより低い声で
そう言った彼にまた胸が高鳴った

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