Dearest



『そっか…。辛いけど…
ぢゃぁーァタシたち
これで終わりに
しよぅ。
今まで本間にぁりがと。
ァタシこんなに人を
好きに
なった事なかった。
いっぱい、ぃっぱい
言いたい事は
ぁるケド、これ以上
は言わないょ…。
大好きだったよ。
これからも、頑張ってね。
ばぃばぃ。』

「こんなオレと
付き合ってくれてありがと
こんなにオレを
好きになってくれてありがと
辛い思いさせてゴメン
最後に…
頑張り屋さんの智春なら
どんなことだって乗り越えていけると思うよ
オレが保証する!!
じゃぁバイバイ」


最後のメールを見た瞬間

声を枯らして泣いた。
涙が溢れた……。



もっと伝えないと
いけないことは
いっぱいぁるのに…

これで終わってィィの??



でも、もぅ
『さよなら』しちゃったよ…

どぅすればィィの??


考えれば考えるほど.
想えば想うほど.


胸は痛み、
涙は溢れ、

想いは募ってゆく..





その夜.ァタシは
寝れなかった…。

目をつぶると
目のすき間から涙が
こぼれてくる..

ぁのメールの言葉が…
よみがえる。



よけいな事まで
考えてしまうの...



気付けば1時間…
気付けば2時間……
気付けば3時間………


ァナタを想って泣いて
いた……。


そして.一睡もしないまま
朝をむかえた。





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