おはよ
んーー。今何時?


私は眠たい目を無理矢理開けて時計を見る


7時か…


そう思いながら隣で気持ち良さそうに寝てる彼を見た


「可愛いな。相変わらず」


6歳下の彼は幼い顔をしている


「さてと、朝食の準備でもしよっかな」


足を床に着けて立ち上がろうとしたその時、グイッと腕を後ろに引っ張られた


「…んっ。……!」


気がつけば、私は彼の腕の中にすっぽり入ってキスをされていた。ビックリした私は彼から離れた


「もう!いきなり引っ張ったり、キスしたりビックリするでしょ」


「だって、俺の事可愛いって言ったからお仕置きしただけ」


悪戯っ子みたいな顔をして言う彼。少し低めの声が寝起きだからか少し掠れてる。この声が堪らなく好き


「おはよ」


彼は私を後ろから抱きしめて言った


「んっ…」


耳元でしかも、その声で言われると…


「感じちゃった?」


「そんなわけないでしょ」


私は本当の事を言われて恥ずかしくて嘘をついた


「嘘つきだなぁ。俺の声、好きなくせに」


全て、お見通しだって言われてるみたいで悔しい


まぁ、本当なんだけどね




< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

図書館で…

総文字数/883

恋愛(学園)5ページ

表紙を見る
トライアングル

総文字数/548

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
ネクタイ

総文字数/557

恋愛(オフィスラブ)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop