ふたりの約束
「だんだん暑くなってきたわね~」
あの時もこんなに暑かったかな?
空と一緒にいる時は
他の事を考えられないくらい
空に夢中だった
私
本当に空が大好きだった
ふと空の事を考えていると
「ゆあちゃんママ!」
空のお母さんがいた
「あら!空くんママお久しぶり~」
「ゆあちゃんまできてくれてありがとうね」
「いえ...」
空のお母さんは私をみて優しく微笑む
「.......っ」
空のお母さんごめんなさい
またそうやって私は自分をせめる
空のお母さんにはなかなか心を開けないでいる
その優しい笑顔でさえ見れない