encounter〜悲しい初恋〜



この日が運命を帰る日だと


まだ私にはわかっていなかった



『痛ッッ!!!』

「大丈夫!?」

『嫌...ちょっと...』

「どうしたの?」

『今、誰かに蹴られてかかとが』

「ここじゃ___」


人がたくさん通る道に、私は座り込んだ


「うち、そっちに行ってる」


翔子はそう言って人通りの少ない通りに行った


私も行こうとしたけど、すぐに立てなかった


『え!?』


後ろから来た男の人におんぶされた


『ちょ、何するんですか!?』

「人助け」


アレ...どっかで聞いた声...




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