encounter〜悲しい初恋〜
「やっぱ。澪ちゃんだと思った」
そこには見たことの無い男の人
「覚えてない?そっか、俺サングラスしてたもんな」
『裕斗の友達...?』
それにしても____何か...!?
『れ、麗!?』
「大声出すなよ」
『ごめんなさい』
あまりにも夢のような話
麗は裕斗の友達だった
私も信じられなかったし、もちろんその後に事情を話した翔子も信じてなかった
そう、これが恋の始まり
まだこの頃、私もあなたも真実を知らなかった