encounter〜悲しい初恋〜


「なんか、俺、軽い男みたいだな。本当ももっと話したいけど、ダチと一緒みたいだし...」


へぇ。何気優しくて、有名人気取りしてなくて、ますます麗のこと好きになっちゃう!!



『ごめんなさい。今度、メール___』

「待ってる。じゃあな」



麗が去って行った


自分の足が痛いことなんか、とっくのとんまに忘れてた



ピリリリッ

“翔子”

『ごめん!!』

「もぉ、早くしてよ」

『やっぱ、今日私帰るね。』

「ち、ちょ___」


こんな場合じゃない


早く家に帰って、麗にメールしたい


翔子、ごめんね___



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