encounter〜悲しい初恋〜
私たちは青春真っ盛りだった。
でもね...
皆にはあって私にはないものがある。
「ねぇ、なんで澪は彼氏いないの?つか、コクられてんのに、Okしたことないよね?何か秘密でもあるの?」
親友の翔子に聞かれた
『ないよ。そんなの!だって好みでもないのにOKしたくないもん。』
本当はそんなんじゃない。
怖い...恋をするのが怖い
「ねぇ、じゃ今度合コン来てよ!やっぱ澪いないと__」
『いいよ!行く行く!』
「えー!!!珍しい!!じゃ、日時は後でメールするね。」
『了解。バーイ!』
ふ~。
私が行くわけないじゃん。
そんな合コンなんてつまんないし__
それに疲れる。