無限大の愛をキミに
ワガママだってわかってるでも、サチとショウが付き合っていることが許せなかった。

いく「アヤカ、アヤカにはこれが一番似合うね♪」

沙弥華「アヤカは蝶のが一番似合うな」

いく「これなら、涼くんもメロメロだね♪」

アヤカ「涼とは何の関係もないただの友達だけ」

沙弥華「アヤカ?」

アヤカ「それ買って帰るわ…。」

沙弥華「…帰ってもうたね…」

いく「うん…どうしたんだろう…」




アヤカ「…」

ショウ「アヤカ!」
え?


プーッ!!


ショウ「アヤカ!!」

ドンッ

何か鈍い音がした


痛い…

痛いよ…


アヤカ「いた…い」

ショウ「アヤカ?アヤカ!!誰か!誰か救急車呼んでください!」

ユウタ「通してください…」

ユウタ「!!」

ユウタ「もしもし、救急車お願いします…。場所は、○△前の横断歩道です。」

ユウタ「アヤカ…?」

アヤカ「い…たいよ…助け…て」



アヤカは涙を流しながら救急車が到着するまで「痛い」「助けて」って言ってた。
俺は、アヤカの赤くなってしまった手を握って「今、救急車来るから」って繰り返し言った。
なんで、アヤカやねん。
アヤカ、助かってな。
お願いやから、生きて?
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