無限大の愛をキミに
ショウ「で、何でお前アヤカと別れてん」

ユウタ「俺さぁ、サチとキスしたんだ」

ショウ「はぁ?サチ、どういうことやねん・・・。」

サチ「・・・」

ユウタ「俺がした。」

ショウ「お前らさ・・・。どうゆうことやねん!!!!!」

俺は、怒った。

だって、普通怒るやんか
自分の女が他の男とキスするなんて…


ショウ「サチ、別れよ?お前もその気でいるやろ?」

サチ「…うん」


ショウ「サチ、幸せでな?」

サチ「ショウ…今まで、ありがとう」

ショウ「サチ・・。俺・・・。」

サチ「ん?」

ショウ「いや・・・。なんでもない。」

言える訳がない。
「ホンマはアヤカが好きやったんや」
そんなん、言える訳がない・・・。



サチとユウタと別れた後、アヤカを探した。

やっぱり、アヤカだけには言いたい。

でも、俺は見たくもないモノを見た…。





ショウ「………」

アヤカは涼に抱かれてた。

アヤカは泣いてた。

「涼…。好き。涼…大好き…。」アヤカの口から出た言葉…

オレハ、ナニシニキタ?
好きって気持ちを伝えに来た。
でも、やっぱり辛かった。
こんな光景を見て泣きそうになる気持ちもある…

走った。

走って走って…

ずっと走った。


目の前を通り過ぎるカップル・・・。
俺とサチ、2人で歩いていてホンマにカップルに見えとったんかな?
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