ブルーブラック2
6.残業
*
「戻りましたー」
「あ、早いね!ちゃんと休めばいいのに」
百合香が2階に戻りカウンターにいる数人のスタッフに声を掛ける。
坂谷が反応して百合香にそう答えると百合香はにこにこと言う。
「せっかくのイベント、休憩時間すら勿体ないですから」
「本当、神野さんはすごいよ」
百合香は自分のホワイトボードにあったメモを手に取り、カウンターから出て再び中央イベント会場へと足を向けた。
「阿部さん。お待たせしました」
「あら?早くない?」
「阿部さんもお昼まだですよね?」
「イベントなんかの時はしょっちゅうよ。でもじゃあお言葉に甘えてコーヒー一杯でも頂いてくるわ」
肝心のインクを作る金山ももう少しは休憩から戻らない。
周りを確認して、もう少しこの落ち着いた時間が続きそうと思った美雪は百合香にそういうとその場から立ち去った。
「戻りましたー」
「あ、早いね!ちゃんと休めばいいのに」
百合香が2階に戻りカウンターにいる数人のスタッフに声を掛ける。
坂谷が反応して百合香にそう答えると百合香はにこにこと言う。
「せっかくのイベント、休憩時間すら勿体ないですから」
「本当、神野さんはすごいよ」
百合香は自分のホワイトボードにあったメモを手に取り、カウンターから出て再び中央イベント会場へと足を向けた。
「阿部さん。お待たせしました」
「あら?早くない?」
「阿部さんもお昼まだですよね?」
「イベントなんかの時はしょっちゅうよ。でもじゃあお言葉に甘えてコーヒー一杯でも頂いてくるわ」
肝心のインクを作る金山ももう少しは休憩から戻らない。
周りを確認して、もう少しこの落ち着いた時間が続きそうと思った美雪は百合香にそういうとその場から立ち去った。