ブルーブラック2
2.1番
*
「それでは、本当にお疲れさまでした。また是非よろしくお願いいたします」
「ええ。また広島にも来て下さいよ」
智と金山が店を出たところで最後の挨拶を交わしていた。
「ああ、神野さん」
「?はい」
「“アレ”名前聞きそびれたから今度会った時に教えて」
「あ。···はい、色々とありがとうございました」
金山に急に話掛けられて驚いたが、それは昨日作ったオリジナルインクの名称のことだった。
あの時、金山に聞かれて百合香は即答できずにいたのだ。
「じゃあ」
そういってオーシャンの二人は帰って行き、弐國堂のメンバーも軽く挨拶を交わしてそれぞれ帰路についた。
勿論、智と百合香は二人で家路につく。
「それでは、本当にお疲れさまでした。また是非よろしくお願いいたします」
「ええ。また広島にも来て下さいよ」
智と金山が店を出たところで最後の挨拶を交わしていた。
「ああ、神野さん」
「?はい」
「“アレ”名前聞きそびれたから今度会った時に教えて」
「あ。···はい、色々とありがとうございました」
金山に急に話掛けられて驚いたが、それは昨日作ったオリジナルインクの名称のことだった。
あの時、金山に聞かれて百合香は即答できずにいたのだ。
「じゃあ」
そういってオーシャンの二人は帰って行き、弐國堂のメンバーも軽く挨拶を交わしてそれぞれ帰路についた。
勿論、智と百合香は二人で家路につく。