ブルーブラック2
「もしもし?今大丈夫?」
『大丈夫だけど。何?昼休みになんて珍しいね』
12時半から休憩に入った百合香は先にロッカー室で椿に電話を掛けた。
椿は大体毎日12時から1時間程度休憩なのを知っている為に、先に電話をしたのである。
「あー··あの、ね?ほら前言ってたけど···」
『え?なに?』
「隼人くんがうちにいるでしょ?それで、椿とも会いたいみたいで··3人でご飯に行きたいって言われて···」
『隼人が?3人で?ふーん···まぁいいけど、いつ?』
「いつ?いつ···とか聞いて無かった··」
『姉ちゃん···』
3つも年上の筈なのに、なぜかいつも自分が年下のような関係な気がするのは気のせいではないだろう。
基本的に百合香はおっとりしてるタイプで。
比べて弟の椿は姉好きということもあるが、しっかり者の世話焼きタイプ。
今回も具体的計画性のない話をする百合香に呆れ気味の口調で椿が返事をした。
『オレ、明日からしばらく忙しくなりそうだから、早めがいいなら今日がいいかも』
『大丈夫だけど。何?昼休みになんて珍しいね』
12時半から休憩に入った百合香は先にロッカー室で椿に電話を掛けた。
椿は大体毎日12時から1時間程度休憩なのを知っている為に、先に電話をしたのである。
「あー··あの、ね?ほら前言ってたけど···」
『え?なに?』
「隼人くんがうちにいるでしょ?それで、椿とも会いたいみたいで··3人でご飯に行きたいって言われて···」
『隼人が?3人で?ふーん···まぁいいけど、いつ?』
「いつ?いつ···とか聞いて無かった··」
『姉ちゃん···』
3つも年上の筈なのに、なぜかいつも自分が年下のような関係な気がするのは気のせいではないだろう。
基本的に百合香はおっとりしてるタイプで。
比べて弟の椿は姉好きということもあるが、しっかり者の世話焼きタイプ。
今回も具体的計画性のない話をする百合香に呆れ気味の口調で椿が返事をした。
『オレ、明日からしばらく忙しくなりそうだから、早めがいいなら今日がいいかも』